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【子ども×遊び】自己肯定感は「教育」ではなく「遊び」から育つ

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育てること

先々週の話になりますが、
娘の行ってる保育園&同学区の区立幼稚園の親に向けて行われた
育児イベントに行って来ました。

NHKのおかあさんといっしょで、昔、体操のお兄さんだった
瀬戸口さん(瀬戸ちゃん)の講演と、その後、子どもを交えて「遊ぶ」という内容。
こう言えば楽しそうなのに、お役所らしく、集客手法が完全にイケてなく(笑)
保育園から配られた手紙は、いきなりワードベタ打ちのつまらなそうな「出欠表」が配られ、
有無を言わさず提出させられるしくみ。

しかも、肝心のテーマも『だーいすきのチカラについて考える』という、
何をやるんだかさっぱりわからないという。。。

なので保育園の親は何と全学年(たぶん100世帯くらい)で、10組いたかいないか!?
ってくらい低い出席率。
かく言う私は、出欠表を忘れ、保育園の先生に伝えたら
「参加不参加だけ今決めてくれ」と言われ
行かないとは言えず、行くことにしたってくらい、ぜんぜん行く気はなかったんですが(汗)
結果、すごーーーーい良かったです。

さて、前置き長くなりましたが、
内容としては
●子どもにとっての「遊び」は全身全霊・全知全能で行うので、生命力そのもの
その遊びは、日本の従来の「体育」では、はぐぐまれない
(=自己肯定感が育ちにくい)
日本の体育でありがちな
前へ習えして~、体育座りして~、ひとりずつ跳び箱跳んで~、
はい列に戻って~、はい次は高さ上げて~、
みたいなのは、何も考えておらず、できたことを肯定もされないので、
生命力はもちろん、達成感も育まれず、結果、自己肯定感も育ちにくい
→体育教育へ40年言い続けて、最近やっと変わってきたとも。

●親子の信頼関係を深める遊び(コミュニケーション)
→“ムギュー”大好きの「親和性」と、お茶目な「攻撃性」
おしくらまんじゅうを無言でやったらコワイよね、とか、
隣に座ったお母さん同士に、ニコニコ可愛い声を出しながら指ツンツンするのと
無表情でツンツンさせて、印象全然違うよね?など。

●最後は子どもも交えて、ひとつの道具を進化させる遊び
→すずらんテープ1本でキャッチボールしたり、
→そのテープの真ん中を結んで、細くして、矢のようにして飛ばしたり、
→今度は裂いてフワフワにしてその裂いた1本を空中でつかむ!
→床に置いてフゥフゥ吹きながらほふく前進
→結び目にティッシュと、好きな色の折り紙を巻いて
「どんな色が好き♪」の音楽に合わせて「花火」を飛ばしたり
すずらんテープ1本から、こんなに「遊び」が広がるのね~

最後は「もっと大きい花火をあげましょう~」と
親子でパラバルーン。
この真ん中に、紙吹雪をたくさん入れて、みんなで一気に下げると
キレイに舞ってました

★私なりのまとめ★
①「健全な遊びの中で、何かが『できる』『わかる』という経験と、
親からの『いいね』とか、頑張ったね、すごいねで、達成感を得ることで自己肯定感が育つ」
②遊びの中で、他者と一緒に何かを創り上げることで、達成感、コミュニケーション力が育まれる
ふだん2時間しゃべる内容を45分でやったそうなので、話の飛躍と
2つのテーマが1つに圧縮された感は否めませんでしたが^^;
瀬戸口さんはトークが上手だったので、皆さんも機会があればぜひ!