キャリコンになって8年になりますが、資格取得以来ずっと入会していたJCDAを退会しました。
JCDAは、私が通っていたキャリコン養成講座の学校が提携?していて、そのまま流れで入会していましたが、そこで出会った仲間が本当に素敵で今も繋がりがあります。
入会最初の頃はJCDAが開催しているウェルカムトレーニングの幹事団をやったり、仲間と個別で勉強会を企画、開催して更新ポイントも楽しく集めていましたが、7年以上経って退会。
今回はそんなに楽しんでいたのになぜ辞めたのかその理由を書こうと思います。
自分のキャリア構築の方向性が変わった
シンプルにこれが1番です。
2016年に第1回のキャリコン試験に合格し、養成講座で学び始めてからずっと思っていた「若年者へのキャリア教育」に近づけるよう、いろいろな方に会い、その話をしてきました。
そのご縁で2年後には大学キャリセンの仕事にお声かけていただき、そこから学生の置かれている課題や、学校ICTの仕事なども通じて、もっと広く心理支援ができるようになりたいと思い、公認心理師を取得(これはタイミングも本当に良かったです)。
キャリア支援も超大事だけれど、キャリアを考えるための基盤(そもそもの置かれている環境や心身の状態など)が整わない子どもたちが、少しでも自分を信じて生きていけるように支援をしたいと思うようになったためです。
キャリア支援に特化した団体に所属する必要性が私の中で必要ではなくなったのです。
国家資格キャリコンの更新講習が他団体からも出てきた
国家資格キャリコン(以下国キャリ)も、JCDAも、5年に1回更新が必要です。
更新するために講習を受けなければならないのは周知の通りで、なるべくコスト面や時間をかけずに効率良く講座を受けたいとホルダーは思うと思います。
2017~8年頃はまだJCDAとキャリ協以外、あまり更新講習を実施している団体が少なかったと記憶しており、どこかに所属して情報を得て、講習の受付開始日には、予約をしないとどんどん先になってしまうという事態でした。
所属していると割安で講習を受けられたり、ものによっては無料で受けられる講習もあるので、それはありがたかったです。
私は最初の2年位で、国キャリもJCDAも更新の要件は満たしたため、21年で1度目の更新をし、22年頃まで更新講習を意識してなかったのですが、その少し前くらいから、おそらく更新講習を請け負う企業や団体が増えてきたのではないかと思います。
どこかに所属しなくても仕事できると思ったため
大学でご一緒しているお仕事仲間の方が大手人材系企業ご出身で、その方に聴いたところ「私、どこにも所属してない、国キャリだけの野良キャリコンなんですー」とのこと。
会社員時代に経験者枠で国キャリを取り、その後特に団体には所属せず、会社を辞めて独立したと言っていました。
団体と提携している?養成講座を受けてキャリコン取得し、周りも養成講座時代の仲間が多かった私は、あまり深く考えずにそのまま団体に入っていたので、この話は目からウロコでした。
団体に入っていてもいなくても、その人の人となりやご縁で仕事に繋がれるんだなと思った次第です。
所属する団体、応援したい団体が増えたため
2018年頃から、子どものキャリア教育をやっているNPOに寄付し、2022年に公認心理師になり、その後公認心理師の団体や、学校心理学の団体、2024年には臨床発達心理士になり、そちらの団体にも資格維持のために入会が必要となり、金銭面から仕方なく、という理由もあります。
コロナでキャリコン仲間と疎遠になってしまった
これは1にも通じるかもですが、方向性が変わった上に、コロナで気軽に会うことができなくなり、以前のように「みんなでなにかをやろう」と言い合える場がなくなったのも大きいです。
コロナ前は養成講座から派生した勉強会仲間と、ハロウィン仮装&キャリアをテーマに講座を企画したり、クリスマスワークショップ、カードゲームの人狼✕キャリアでも、イベントやったことあったなー。懐かしい。
まとめ
年会費の負担はありつつも、大きな不満は私はありませんでした。求人も、応募したことはないですが、月に1~2回は来ていたと思うので、全く無いわけではありません。
更新講習の内容もいろんな切り口があり、面白そうと思ったものももちろんあります。オリジナルの「金の糸すごろく」は別でイベント企画されていた方の会に参加するくらい楽しかったです。キャリコン取得されたばかりの方には非常に良いと思います。
ただ私と時代が変わっただけなので、、私にとってメリットがそこまで多くなくなってしまったという感じです。8年も経てば人のキャリアは変わります。
(おそらく)「イベントやろう」と言えばまた一緒にイベントを企画したり、仕事の紹介をしたりされたりを安心してできる仲間ができたことは良かったなと思います(これは団体というより、養成講座を受けたメリットですけどね)
入会するメリットがある方もいっぱいいいると思いますが、私のお話をさせていただきました。